シームレス鋼管を知り尽くした私たちだからこそ
私たちはコールドピルガー加工された中国製精密シームレス鋼管と、その切断・切削部品を主力商品としています。それゆえに、その弱点も熟知しています。
まず薄肉管においては、精密シームレス鋼管はコスト面で電縫管を引き抜いた材料に勝つことはできません。
また、技術/品質面でシームレス鋼管は以下のような弱点を抱えています。
・同軸度
厚肉材が得意なシームレス鋼管ですが、厚肉になればなるほど偏肉は大きくなり同軸度は悪化します。
・内径の表面品質
シームレス鋼管に特有なシワやアバタ状の肌は、コールドピルガー加工により大幅に改善されますがゼロにはなりません。
・塑性加工性
コールドピルガー加工により高い引張強さが獲得できますが、そのトレードオフとして塑性加工性は低下しますので、後加工でプレスや曲げ加工などが入る場合、コールドピルガー状態のままでは使用できません。
お客様のご要望がシームレス鋼管に向かないと判断された時、あるいは、地政学リスクや関税環境に対応するため、中国以外で生産された輸入材をご要望の際、私たちは台湾・韓国で厳選された冷間引抜鋼管をご提案させていただきます。